- 考えぬかれた集団の在り方:「方舟にのって」
- Vol.99 更新:2024年10月7日
- 若き監督からの戦闘宣言:「ゆるし」
- Vol.98 更新:2024年9月9日
- 見ごたえのある御当地ドキュメンタリー:「おらが村のツチノコ騒動記」
- Vol.97 更新:2024年7月22日
- ポーランド映画の精神は死なず:「人間の境界」
- Vol.96 更新:2024年6月28日
- 勝ち誇った人のいない佳作:「PAST LIVES」
- Vol.95 更新:2024年6月9日
- 冷戦へ向かう時代のパワーゲーム:「オッペンハイマー」
- Vol.94 更新:2024年4月30日
- 本当に表現したいもの:「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」
- Vol.93 更新:2024年3月21日
- 等身大の青春期:「僕らの世界が交わるまで」
- Vol.92 更新:2024年3月2日
- とにかく人間として面白い:「NO選挙,NOLIFE」
- Vol.91 更新:2024年2月18日
- 闘う労組書記長:「私はモーリーン・カーニー」(+2023年ベスト5)
- Vol.90 更新:2023年12月17日
- トラウマと愛国:「ゴジラ−1.0」
- Vol.89 更新:2023年11月25日
- 文体を翻案した科白:「月」
- Vol.88 更新:2023年10月24日
- 逆回しのロードムービー:「658km、陽子の旅」
- Vol.87 更新:2023年10月1日
- 新興ブルジョアジー家族における母:「君たちはどう生きるか」
- Vol.86 更新:2023年8月26日
- すばらしい話だが安易な輸入は内部管理に:「ぼくたちの哲学教室」
- Vol.85 更新:2023年7月24日
- 主人公は民衆:「生きるLIVING」
- Vol.84 更新:2023年6月17日
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- Vol.83 更新:2023年5月21日
- 中学生になっても乳母の布団に:「妖怪の孫」
- Vol.82 更新:2023年4月16日
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- Vol.79 更新:2023年1月22日
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- Vol.78 更新:2022年12月05日
- 成功した啓発映画の条件:「ほどけそうな、息」
- Vol.77 更新:2022年10月11日
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- Vol.76 更新:2022年9月21日
- 魅力的な子どもたちの場所と横顔:「ゆめパのじかん」
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- Vol.74 更新:2022年6月10日
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- Vol.73 更新:2022年5月20日
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- Vol.72 更新:2022年4月20日
- 〈青春〉&〈純愛〉のR15+作品:「愛なのに」
- Vol.71 更新:2022年3月3日
- 生活の一端と民衆の考えを垣間見る:「クナシリ」
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- 自閉スペクトラム症を有する活動家と家族:「グレタ」(+2021年ベスト5)
- Vol.69 更新:2021年12月9日
- ダブルワークのあいだの生死:「由宇子の天秤」
- Vol.68 更新:2021年11月23日
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- 伝記映画のバリエーションの一つだが:「ミス・マルクス」
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- Vol.65 更新:2021年7月26日
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- Vol.64 更新:2021年6月16日
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- Vol.63 更新:2021年5月20日
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- Vol.62 更新:2021年4月14日
- 日本版階級映画の傑作:「あのこは貴族」
- Vol.61 更新:2021年3月16日
- 瑞々しい中学生像:「滑走路」(+2020年ベスト5)
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- 意味の押しつけがない映画:「すずしい木陰」
- Vol.59 更新:2020年11月9日
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- Vol.58 更新:2020年10月5日
- 最大公約数の青春:「アルプススタンドのはしの方」
- Vol.57 更新:2020年9月12日
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- Vol.55 更新:2020年5月12日
- 少年たちの反撃:「レ・ミゼラブル」
- Vol.54 更新:2020年4月13日
- 自虐ネタを超えた見応え:「さよならテレビ」
- Vol.53 更新:2020年2月3日
- 経済国家vs.新聞:「国家が破産する日」「i」(+2019年ベスト5)
- Vol.52 更新:2019年12月20日
- メタ・ドキュメンタリー・フィクションの傑作:「解放区」
- Vol.51 更新:2019年11月11日
- 大衆が実体だった時代:「米軍が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」
- Vol.50 更新:2019年10月23日
- あえて考えるための素材を提供:「生きるのに理由はいるの?」
- Vol.49 更新:2019年9月11日
- 社会派娯楽映画は死なず:「新聞記者」
- Vol.48 更新:2019年7月2日
- 子供の智慧:「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
- Vol.47 更新:2019年6月10日
- 秀逸なB級自主映画:「スモーキング・エイリアンズ」
- Vol.46 更新:2019年4月9日
- 感動作だが嫌な感じ:「ウトヤ島、7月22日」
- Vol.45 更新:2019年3月15日
- 予定調和の虚構:「ライ麦畑の反逆児」
- Vol.44 更新:2019年2月25日
- ビジネス書からローカル線映画へ:「えちてつ物語」
- Vol.43 更新:2018年12月25日
- 帰途に残る哀感:「止められるか、俺たちを」
- Vol.42 更新:2018年11月6日
- 想定内の面白さ:「プーと大人になった僕」
- Vol.41 更新:2018年10月19日
- 結果としてのストリートアート:「バンクシーを盗んだ男」
- Vol.40 更新:2018年9月11日
- 啓発映画としては成功:「夜明け前」
- Vol.39 更新:2018年6月15日
- 定点としての工場群の描写:「リバーズ・エッジ」
- Vol.38 更新:2018年4月2日
- 評判のジョージア映画:「花咲くころ」
- Vol.37 更新:2018年2月28日
- 人間のいない映画:「Godzilla怪獣惑星」(+2017年ベスト5)
- Vol.36 更新:2017年12月25日
- ふりむけば夢ばかり:「あゝ、荒野」
- Vol.35 更新:2017年11月10日
- 巨匠の遺作:「残像」
- Vol.34 更新:2017年9月4日
- 天上と地上との境界:「海辺の生と死」
- Vol.33 更新:2017年8月7日
- 巨匠健在:「わたしは、ダニエル・ブレイク」
- Vol.32 更新:2017年6月13日
- かわらない20余年:「T2トレインスポッティング」
- Vol.31 更新:2017年5月25日
- 新しいワーキング・クラス・フィルム:「未来を花束にして」
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- 波頭のリズム:「ゴンドラ」
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- 2016年の話題作「シン・ゴジラ」「君の名は。」
- Vol.27 更新:2016年12月21日
- 青春の囲いの向こう:「オーバー・フェンス」
- Vol.26 更新:2016年11月2日
- ブラックコメディを超えたシリアス:「帰ってきたヒトラー」
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- もう一つの青春の映像化:「ディストラクション・ベイビーズ」
- Vol.24 更新:2016年9月15日
- 行動する母子映画:「太陽のめざめ」
- Vol.23 更新:2016年7月31日
- 映画的解釈の成功例:「ヒメアノ〜ル」
- Vol.22 更新:2016年6月28日
- プロセスとしてのストリートアート:「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」
- Vol.21 更新:2016年5月25日
- すがすがしいまでの直球勝負:「ビハインド・ザ・コーヴ」
- Vol.20 更新:2016年4月22日
- ためになる娯楽映画:「ブリッジ・オブ・スパイ」
- Vol.19 更新:2016年3月23日
- 青春期というライフステージの登場:「ディーン、君がいた瞬間(とき)」
- Vol.18 更新:2016年2月8日
- 見逃せば後悔する映画がある:「恋人たち」
- Vol.17 更新:2015年12月14日
- 映像絵画:「FOUJITA」
- Vol.16 更新:2015年11月20日
- 父の自殺と子の精神行動症状とのあいだ:「ポプラの秋」
- Vol.15 更新:2015年10月05日
- 予想外の佳作:「ロマンス」
- Vol.14 更新:2015年9月14日
- ありそうな前思春期:「花とアリス殺人事件」
- Vol.13 更新:2015年7月22日
- 現在でも成り立つ労組映画:「パレードへようこそ」
- Vol.12 更新:2015年6月24日
- 昔ながらの熱血青春映画:「サムライフ」
- Vol.11 更新:2015年5月27日
- 村落共同体からの通路:「ジヌよさらば」
- Vol.10 更新:2015年4月20日
- 虚実の家族、家族の虚実:「レッド・ファミリー」
- Vol.9 更新:2015年4月6日
- 青春の劇画:「TATSUMIマンガに革命を起こした男」
- Vol.8 更新:2015年3月13日
- その国では育ちたくない:「イロイロ ぬくもりの記憶」
- Vol.7 更新:2015年2月5日
- 自閉症スペクトラムの啓発-教育映画:「そばにいるよ!」
- Vol.6 更新:2015年1月8日
- 憎しみを前提にした美の世界:「彌勒」「シュトルム・ウント・ドランクッ」
- Vol.5 更新:2014年12月25日
- 普遍的青春:「So Young」
- Vol.4 更新:2014年11月27日
- アスペルガー症候群の隠喩:「シンプル・シモン」
- Vol.3 更新:2014年7月31日
- 生活の切断:「ディスコネクト」
- Vol.2 更新:2014年7月31日
- 捨てきれなかったもの:「ウィズネイルと僕」
- Vol.1 更新:2014年7月31日
高岡 健 (児童精神科医)
1953年生まれ。岐阜大学医学部卒業。岐阜赤十字病院精神科部長などを経て、現在、岐阜大学医学部准教授。日本児童青年精神医学会理事。「精神医療」編集委員。主な著書に『学校の崩壊』『新しいうつ病論』『発達障害は少年事件を引き起こさない』『少年事件心は裁判でどう扱われるか』『精神鑑定とは何か』『不登校を解く』『不登校・ひきこもりを生きる』『「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件』他多数。近著に『発達障害という希望』(石川憲彦氏との共著)『続やさしい発達障害論』がある。